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2004/10/16

モンゴル草原の山羊

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 今週号の「AERA」No.46を読んでいたら、とても気になる記事見つけました。山田厚史さんという編集委員が書いた小さなコラムですが、記事のタイトルは、「カシミヤ大盛況モンゴル草原進む裸地化」というものです。

 記事の内容を端的に表現するなら、ユニクロが低価格路線をやめると、モンゴル草原でカシミール山羊が増えて、裸地化が進むというものです。確かに、ユニクロって低価格をやめますなんていう新聞の全面広告出ていましたね。昨年販売したカシミヤセーターが大ヒットして、80万着売れたそうです。今年は160万着の販売を見込んでいるとか・・。このカシミヤの原料になるのが、櫛ですいたカシミール山羊の産毛らしいです。
 本来、モンゴルは羊地帯で、山羊は自家用乳と牧羊犬代わりに使われていたものなのですが、上記のような換金家畜になってしまったものだから、山羊の繁殖が進んでいるらしいのです。ここで、問題なのは羊と山羊の食べ方の違いです。羊は、地表の草だけ食べるのに、山羊は貪欲で根っこまで引き抜いて食べるのだそうです。あーあ、誰か山羊に草原での食のマナー教えてください!

 このまま、山羊が増えていけば、草原の裸地化が始まり、砂漠化につながる心配もあると専門家も話ているそうです。ちなみにユニクロでは、「世界で最も質が高いという内モンゴル産のカシミヤを使っています。」というのが売りだそうですが、実際には供給が追いつかなくて、外モンゴル(モンゴル国)まで、業者は足を伸ばしているとか。ちなみに、セーター1着作るのには、山羊4匹が必要らしく、今年の需要を賄うのにユニクロだけで640万匹の山羊が必要になる訳です。ところで、この記事を書きながら、思い出したのですが、そういえば僕も、昨年80万着のカシミアセーターの1着を買った一人でした。カシミアって、薄くて軽い割に、暖かい素材なんですよね。

 別にユニクロが悪いことしている訳じゃないと思うし、カシミアのセーターが手頃な価格で販売されていたら、やっぱり買いたいですよね。これは裸地化を防止できる植物を導入するか、山羊に草原での食のマナーを教えるしかない(?)のではと思う僕です。
 

10月 16, 2004 ニュース |

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