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2004/12/07

秋穂澪の生き方について考えてみる

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 「いま、会いにゆきます」を観て非常にインパクトを受けた僕は、主人公の一人である澪の生き方について、考えてみようと思います。なお、ここからネタバレ記述が続くと思うので、これから映画を見ようという方はご遠慮下さい。

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 まず、昔からタイムトラベラーものの話が大好きです。原田知世の「時をかける少女」とかブルース・ウィルス主演の「12モンキーズ」、それから「ターミネーター」とかもある意味タイムトラベラーものです。

 「いま、会いにゆきます」はタイムトラベラーというか、交通事故をきっかけとして、瞬時の間に、8年後世界を6週間ほど体験してしまう女性(澪)の物語です。
 それで興味があるのは映画の中にあまり出てこない、そのような体験をしてしまってから、病気のため亡くなってしまう7年間、いったいどんな風に思いながら、残された人生を過ごすのだろうという点です。
 普通、タイムトラベラーものというと、不可抗力的に未来を全うするタイムトラベラーの話が多いのですが、澪の場合は、8年後の世界を貴重な体験というか奇蹟として、「いま、会いにゆきます」という宣言の元、未来に向かっていく女性です。

 最初の内は恐らく半信半疑なのでしょう?あれは本当なのだろうか?とか幻覚なのではないか?なんて、自問自答しながら生きていくわけです。すると、交通事故の時に体験し、写真やビデオで見たシーンがそのまま再現されていきます。「それじゃあ、私はやはり28才で死んじゃうんだ。そして、1年後に現れて6週間だけ21才の自分が、彼らの前に出現する訳ね。」なんて、納得するわけです。それならという思いで、未来への仕掛けをいろいろしかけます。それは、タイムカプセルだったり、絵本だったり、それから、絵本にも描いたような、「私は死んでから1年後に梅雨の季節に1回だけあなた達の様子を見に来るから。」なんていう巧や祐司に対する仰天的な宣言。バースデイケーキを12年分頼んだりする、お茶目な澪だからできる仕業ですね。なんだか、こんな風に書いてみると、それもとても楽しそうな人生です。

 でもでも、「いま、会いにゆきます2」みたいな、その後の澪の人生を描くような、超蛇足な映画とか小説は絶対に見たくありません。こんな風にいろいろ想像して楽しみたいものです。

12月 7, 2004 映画・テレビ |

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