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2005/02/05

ストーリーをつくるということ

ski3

恥ずかしながら僕は、高校生の頃から文学少年になってしまって、大学生の頃には地方都市で文芸同人誌なるものに同人として参加していたことあります。かなり痛い話です。まだあるのかな同人誌って、マンガはあるんだろうけれど・・。そんな僕ですが、就職してからもしばらくは、いつか長編小説を書いて小説家になってやるなんて思っていました(恥)。

就職してしばらくしてから気づいたのは、ストーリーやシナリオを作るというのは、小説家だけでなくいろんなビジネスで行われているということです。僕の本業は明かせませんが、就職して二人目の上司には、「○○○○は小説を書くように行うものだ。」なんて諭されさえしました。例えば、韓流ブームなどと言われていますが、これは広告代理店の電通が仕掛けたシナリオだと言われています。シナリオの成功例なのかもしれません。楽天とライブドアが争って、プロ野球の新球団を楽天が設立しました。これだって、ビジネス的に楽天がプロ野球経営に関心を持っただけではないと思います。三木谷社長が経営する楽天というベンチャー企業が、プロ野球球団を設立・運営するというストーリーにこそ価値があるのではないかと思っています。新球団設立に関心のあるファンは、ある意味そのストーリーを楽しんでいるのです。

自治体とか政府とかは、ストーリーとかシナリオ作りが本職みたいなもんです。ところが、ごく一部しかうまくいっていないというか、途中で挫折するようなシナリオも数多く見られます。「構造改革」このシナリオはどうなったんでしょうか?郵便局が民営化されれば、構造改革が達成できるんでしょうか。トップが滅茶苦茶なストーリーを作ったりするとそのストーリーの実行部隊となる人は本当にたいへんですよね。また、共感できたり感動できたり、必ず成功するようなストーリーって、そうそう作れるものでもありません。

プロジェクトXって、まさに本物のストーリーを取り上げた番組です。いわゆるドキュメンタリー番組なんですが、必ず主役とか脇役とかが出てきて、かなり脚色しているという話も聞こえてきます。別に批判するつもりはありません。僕が見たものでは「コシヒカリ」の開発とかの何十年に渡る物語だったり、九州地方で集中豪雨に見舞われた列車を救出するわずか24時間の物語だったりします。ストーリーっていろんなところに潜んでいるんですね。次回のプロジェクトX~挑戦者たち~は、「地下鉄サリン 救急医療チーム 最後の決断」だそうでこれは見なくちゃと思っています。放送日は2月8日(火)21時15分です。なんだかまとまらない話になりました。小説家になる夢、もう無くしました。ビジネスでもストーリー作れるとわかったからです。でも、夢想家であることは辞められないみたいです。

2月 5, 2005 心と体, 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ |

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コメント

こんにちは!
私も学生時代に文芸サークルのようなところに属して、やっぱり今と同じように詩を書いてました。でも、卒業後は全く書かなくなったんですけどね。
私はストーリーをつくるということに関しては、長編も短編も全く書けない人間です。ただ、短い詩や短歌の長さだと書けます。どうも長期的な視点が欠けているようです。企画力もありません。

もう一つ「ストーリーを読む人びと」という記事も書かれていますが、私はどちらかというとストーリーを読むのに適しているように思います。
ではまた!

名前: chiiko | 2005/02/06 15:30:29

chiikoさん、こんにちわ。
文芸サークルみたいなものに入っていたんですね。同胞を見つけたようでとても嬉しいです。
>私はストーリーをつくるということに関しては、長編も短編も全く書けない人間です。
そうでしょうか?短い詩や短歌、なかなか完結したストーリーになっていると思いますが・・。

ストーリーを読む人には、ストーリーをつくる才能がないと難しいと思っています。作家の横山秀夫さんは元新聞記者で、自分で構築したストーリーを新聞記事に展開していたんだと思います。まさに、表裏一体の関係だと思います。もちろん、ストーリーを読む才能もあると思います。

名前: snow_slow_snow | 2005/02/06 19:46:15

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