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2005/08/25

なだめすかし

papyrusという雑誌に掲載されていた、福井晴敏さんの「インベーダー」という小説読み終えました。いわゆるエイリアンが出てくるから、SFものの作品だと思っていたら、これが多少奇想天外ではあるものの、筋の通った外交小説なので、なかなか楽しめました。

エイリアンが要求します。「北海道をいただきたいんです。」担当の外務省職員は唖然とします。どうもこの宇宙人は、北海道の形を気に入ったようです。北海道をえぐり取って、宇宙に持って帰りたいらしいのです。その要求に対する日本外交の方針が、”なだめすかし”なのです。

なだめすかしについて、小説の中でこのように評しています。これぞ日本外交の神髄、下手に出なから相手の要求をかわし、向こうがあきらめるまで困った顔をし続けるという高度な技。ただ、さすがにこの技、エイリアンに効くかといえば、「江入に効果があるかどうかは考えるまでもなかった。」というオチが続いています。

外交の仕事って、どんなものなのかサッパリ想像できなかったけれど、この小説を読んで少し理解できたような気がします。駒苫の輝かしい2連勝にとんだ問題が発生してしまいましたね。僕は、外務省的な外交術、”なだめすかし”を使って、明るみに出る前に穏便に済ませてほしかったと思っています。こういう事件がおきると、管理社会がどんどん進んでいるんだなと思います。管理社会って、衛星カメラから、常に見張られているような社会です。

台風上陸が目前に迫った今日も、頑張ろう^^。おーい、マーワーあんまり大暴れするなよ。暴れるのは、海の向こうのゴジラだけで十分だよ。

8月 25, 2005 書籍・雑誌, 経済・政治・国際 |

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