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2005/12/06

「生協の白石さん」に関する考察

生協の白石さんてどうして流行語大賞にならなかったんだろう。
ごくごく普通の一般人にスポットを浴びせたこの奇蹟こそ、今年の最大の収穫ではなかったか。流行語大賞を受賞したホリエモンなんかより、ごく目立たない営みながら詩人や歌人も一目置くあの受け答え。これに匹敵するのは、3年前のノーベル賞の田中さんくらいではないかと思います。

昔、村上春樹と村上龍の対談で、「世界を変えるのは政治家でも、革命家でも、哲学者でもなく、詩人である。」みたいなコメントを聞いたことがあります。
本人は別に詩を書いているつもりもなく、ただ誠実に書いているコメントが、皆に共感され、しまいには、そのコメントが本として出版され大ベストセラーになるなんて、これは奇蹟以外に僕はないと思います。

前にタクシーに乗車したときに、その運転手がまるで全く加速や揺れを感じさせず、自宅まで送り届けてくれたことに小感動したことあります。タクシーの○○さんみたいな話ですが、文化勲章など決してもらえない仕事でも、立派な仕事を毎日きちんとこなしている人は、たくさんいるんだなと思います。

今年数少ないいい話だったのに、本人の匿名性の希望はあるもののスポットライト浴びたのが、ネット界中心なのが少し寂しいです。

白石 昌則, 東京農工大学の学生の皆さん / 講談社(2005/11/03)
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Amazonおすすめ度:
一休さん並みの切れ味
嬉しいような、むずがゆいような そんな気分に
ブログと比較したところ……。

12月 6, 2005 書籍・雑誌 |

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