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2006/02/04

タブーについて

love2

ニュー・シネマ・パラダイスって大好きな映画です。シチリア島の映画館で、これから封切る映画の神父の検閲を受けます。キスシーンが御法度で神父が鐘を鳴らしたシーンを映写技師アルフレードが切り落としていきます。後に映画監督になる少年トトは、カットされたフィルムがほしくて仕方ないのですが、アルフレードは許可しません。

30年後アルフレードの葬儀があり、アルフレードの形見だと渡されたのが、カットされたフィルムの断片をつなぎあわせた一本のフィルムです。それは様々な男優、女優のキスシーンのオンパレードで、30年の時を越えて感動の思いに浸るのでした。

僕がこのラストシーン見たときには、本当に感動で涙がこみあげてきました。こんなに美しいシーンでさえ、時代は禁忌することがあるのだという思いです。タブーって、時代ともに変わります。例えば、日本でもつい最近まで女性のヌード写真では、ヘアヌードは絶対ダメでした。

ちなみにヘアヌードっていつから解禁されたのだろうと思って、ネットで調べてみたのですが、実はヘアヌードって解禁された訳ではないみたいです。ウィキペディアに よれば、『1991年の篠山紀信撮影の樋口可南子写真集「ウォーターフルーツ」(1991年2月)の発売で、数枚の写真に陰毛が写っていたが、警視庁では 摘発を行わなかった。これが先例となって、一挙にヘアヌード写真集ブームが巻き起こったのである。』というようになし崩し的に解放されているみたいです。

タブーって、時代ともに変わるんだなというための長い前振りです。それで何が言いたいのかといえば、皇室典範改正論議の女性天皇および女系天皇容認論議です。この議論に関しては、本当に世論が混沌としていますね。容認派の主張は、秋篠宮様以降男性が誕生していない皇室において、側室制度がない中での男系存続は困難であるというもの、そして、妃である雅子様や紀子様の年齢にも多少配慮しています。一方、反対派または慎重派の主張は、議論が不十分であり、時期尚早、旧宮家の養子縁組策や側室制度の復活などです。

最近、いくつかの雑誌に雅子様離婚説などの見出しが出ていて、僕はお世継ぎ問題に嫌気を指した雅子様が希望されているのかと思っていたら、どうもその反対で男系の世継ぎを望む勢力から出てきた話という見方の方が強いです。この件に関して思うのは、まず、小泉内閣が続く今年の9月までに皇室典範改正がある必要なんて全くないこと、それから、女性天皇や女系天皇について、国民の意見を聞く必要があると思います。今現在は、個人的には、万系一系で男系を維持してきた天皇制が維持できないなら、天皇制自体の存続だってその時点で考える必要があると思います。そうはいっても、自由恋愛なんてできない皇室においてなら、側室制度だって認めたって良いのではないかと思います。

うーん、世論の考えとずれているかな?

2月 4, 2006 ニュース |

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