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2006/12/04

手紙

現在、映画観で上映されている東野圭吾さんの「手紙」を読み終えました。
弟のためを思って泥棒に入ったところ誤って、強盗殺人を犯してしまう兄とその兄の存在に苦しむ弟のヒューマン小説です。

事件が起きた瞬間というか前半は、本当に哀れな兄弟で、なんて可哀想ななんだろうと思います。
中盤からときどき弟に蜘蛛の糸が降りてくるのですが、掴みかけた瞬間、いつも離れていきます。それがとても切ないです。
それでも頑張り屋の弟は、それなりの幸せを掴みます。しかし、そこにも兄の影が・・。

というより兄は、ただ手紙を書いているだけなのです。それも、自分のためと弟のために。それが、時に弟の足をひっぱることになります。なんだか「罪と罰」を読んでいるような気分になります。まさに、現代の罪と罰です。

東野 圭吾 / 文藝春秋
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残された人々
犯罪加害者の家族の苦悩を問う
いやあ読書ってホントにいいものですね、とベタな台詞を吐きたくなる
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12月 4, 2006 書籍・雑誌 |

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