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2008/04/23

不思議な錯覚

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昨日仕事が休みだったので、昼間から光市の事件の判決のニュースを見ていました。この事件は、惨殺事件なのは知っていたのですが、遺族の本村さんのこともよくわからなかったし、被告人のことや安田氏をはじめとする弁護人のこともよくわかりませんでした。

今週号のAERAの記事で弁護人の安田好弘氏が現代の肖像で取り上げていたので、どんな人物なんだろうと思ったのですが、本事件の判決に至る経緯など読むと、遺族の本村さんが言うようにやはり的はずれな弁護ではなかったかと思いました。

いろんな人がブログで書いているように、この判決を導いたのは検察でも裁判所でも弁護士でもなく遺族の本村洋氏であることが驚きです。意志の力が岩をも通 したような奇蹟です。知性と叡智のなせる技でしょうか。被告人はこれから蜘蛛の糸のようなわずかな生への可能性を信じて、今後の人生を生きるのでしょう。 無期懲役刑で終わらなかったことに対し、恨みなど抱かないでほしいものです。その時には、わずかな蜘蛛の糸さえ切れる時です。

ある首長の芝居じみた涙を見たり、本村さんの会見とか安田氏の会見など見ていると、実は全て台本があって、才能のある脚本家や全く才能のない脚本家、そして素人以下の俳優やハリウッド並の俳優がそれぞれ演技しているのではないかと、不思議な錯覚に襲われてきます。

「レーガン元大統領は実は大統領ではなくて、大統領を演じていた俳優さんであった。」なんていうのは、言葉遊びのパラドックスですが、アナウンサーとかタレント さんとかがどんどん政界進出するのは、昔は人寄せパンダみたいに人気があるからと思っていましたが、今は演技力があるからかもと思っています。

4月 23, 2008 ニュース |

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