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2011/04/10

もっと怒れ

Genpatsu

 東日本大震災直後はモラルある日本を称賛する海外メディアが多かったが、福島第一原発事故以降、彼らからは日本人の反応に疑問の声が上がっている。『ニューヨークタイムズ』紙は、「日本人はどこまで政府や保安院、東京電力の言葉を信用しているのか。座して死を待つかのような日本人の対応はおかしい」という米国人記者の話を掲載。フランスのテレビ番組では、日本在住フランス人が怒りをぶちまけた。「ニュースでは“何の心配もいらない、大丈夫だ”と繰り返している。必要なインフォメーションは何もない。バラエティー番組を見て笑い転げている場合か?」 また、日本滞在経験があり、いまはパリに住むフランス人女性はこういう。NEWSポストセブンよりhttp://www.news-postseven.com/archives/20110409_17076.html

必要なインフォメーションは何もない。まさにその通りと感じる。以前、中国で民主化指導者がノーベル平和賞を受賞した際は、テレビ映像等でのあからさまな言論統制に唖然としましたが、例えば、上(http://atmc.jp/plant/rad/)に示したような現在の原子炉から放出される放射線量など報道しないのはおかしい。まさに4月7日に窒素注入が始まってから、1号機の放射線量が急上昇し、さらに4月9日には測定不能(計器故障)になったとも聞いているのに、ほとんど報道されないなんて・・。

というか
原発=五感で汚染が感じられない=クリーンエネルギー
とかいう刷り込みをしてきて、それに疑問を抱くようなデータ等は一切、開示していなかったこと事態かなり日本の原 子力政策における言論統制は、中国並みだったのではないかと思えてしまう。

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正常に稼働している原発に近い場所では放射線量は有意に高いし、日本の土壌の放射線量 をきちんと調査し、開示すべきである。福島原発の影響はほとんどないと思えるところでも、自然界に存在しないはずのセシウムが100ベクレル/1kg前後 は検出されるのだ。これは過去の核保有国の核実験、1986年のチェルノブイリ事故に起因するものもあるが、その他は現在稼働中の原子力発電所による放射線汚染なのだ。

もし、原子力発電所は土壌汚染に影響していないとするなら、過去の核実験やチェルノブイリ事故による汚染値をどうして公表してこなかっ か。これらは全て、原子力行政を押し進めるための言論統制としか思えない。その最たるものは、環境省には放射能に関する土壌汚染に関する指標値(http://www.env.go.jp/kijun/dt1.html)が示されていないのだ。こ れだけ、原発があったり、核の脅威を叫ぶ中で、指標を出さないのはすでにこの程度はあるというデータを公表できないことにつきる気がする。

五感に感じされない放射能汚染について、かなりの見識を持ちながら、全く開示してこなかた原子力行政や原子力学者に対しすべての人はもっと怒るべきである。

4月 10, 2011 日記・コラム・つぶやき |

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